渡辺 雅江 詩集6

もう はる

はるって なんで かなしいの
はるって わかれの はる
であいの はる
がっこうも おんなじ
であいがあって わかれがある
はなも おんなじ

ねえ はるみ
わたしはさみしい
なみだがでる
わたしは はるが やだ
わかれがあって やだ

だけど はるは さくらがさく
つつじ たんぽぽ すみれ れんげ がさく

わたしは げんき
げんきになります


はる


はるのやまって
いろいろな はながさきます
サクラのはなや
レンゲのはな
いろいろな はながさきます
わたしは
きれいだなと おもいます
みんなも
きれいだねって いいます


つゆ

つゆは あめが ふっている
いまごろ そらで ないている
あのこが ないています
あいたいなって ないている
あのこは ないている
あのこの なみだ


ひまわり

おっきな ひまわりが あって
みんなと あそんでいる
みんなが あつまっている
おっきな ひまわりのところで
まるくなって います
うたを うたっています


あみちゃんバラ

はなのなまえは
かわいいなまえ
あめがふると はながさく
はなのなまえは バラ
バラは なんでいたいの
とげがあるの
なんであるの
バラって なんできれいなの
まるで おひめさまみたい
かおが おっきいバラ
まるで あみちゃんみたいだ


うみ

うみって
みずいろ なんでかな?
ふしぎ
うみは
みずがなんで しょっぱいの?

わたしの おとうちゃんがいった
うみの みずは
あめがふると りょうが ふえる
だから しょっぱくなる
あめも しょっぱいから
うみも しょっぱくなる


わたしのゆめ

ゆめは おかあちゃんといっしょに
とうきょうに きよしの コンサートに
いきたいなあ
きよしのうたを きいてみたい
おかあちゃんにも きよしを
ナマで みせてあげたい
おかあちゃんが
「あくしゅしたい」っていっていた
わたしは からだがうごかない
ごめんね


はるみちゃん

はるみちゃんは わたしのこと
おかあさんって おもっている
はるみちゃんは
いつも わたしのこと よんでいる
はるみちゃんは
わたしがいないと
すぐなく
わたしはこまっちゃう
「ままーどこいったー」っていう
「ままーままー」
わたしは おもいっきり こまっちゃう


ともだち

ともだち
いつも ぼくのパソコン
かしてあげるよって いいます
ともだちは
わたしのCDかして? という
なんのCD?
ぼくは ひらいけん(平井堅)すきだから
まさえちゃん もっている?
ある
じゃ かして
ぼくが パソコンで
とっていい?
いいよ
ともだちは かしてくれて ありがとう
また かしてあげるよ
ありがとう




お母ちゃんの夢 見た
お母ちゃんは雅江のズボンをぬってくれた
バッグも作ってくれた
まくらも作ってくれた
雅江はお母ちゃんみたいになりたかった
雅江はこんな身体になってごめんなさい
お母ちゃんのようにいろいろやりたかった
             〜きのう夢を見て〜

もっと読んでみたい渡辺雅江 詩集


詩集1 詩集2 詩集3
詩集4 詩集5 詩集6

前ページに戻る