阿久津昭浩くんの作品

風と旅
                    阿久津 昭浩
風よ
教えてくれ
君が旅してきた時のことを
君はいつも世界中を旅している
だから 君は何でも知っている
教えておくれ
君が今まで一番詳しく覚えていることを
僕はどこへも行けないけど
君と話すことができる
だから
ちっともさびしくない

                     S. 59/06/14


燃える心
                   阿久津 昭浩
人は何かに燃えて生きている
そっと燃える時もある
激しく燃える時もある
それはすばらしいことだ
真っ赤に燃える血を
何かにぶつけて
人々は生きていくのだから・・・

                     S. 58/11/16

僕の物語
                   阿久津 昭浩
僕がすべてをかけた物語にも
いよいよ終わりが近づいてきた
今の僕の気持ちは複雑だ
終わってうれしいと思う反面
ちょっぴりさびしい
そんな気持ち
でも僕は書き続ける
(何故って)
人は僕に聞きます
何故それほどまでして物語を書くのだと
僕は答える
自分が一生のうち
何かに打ち込んだという証明がほしいから
いつ僕は死ぬかも知れない
たとえ死んでも
僕がすべてをかけた物語は残る
だから僕はこの物語を
最後まで自分の力で書きたいと思っています。

                     S. 59/10/25

夢の船
                   阿久津 昭浩
君がつくった ふねだから
すべてをかけて まもるのさ
いのちをかけて まもるのさ
君のゆめと ぼくのゆめをのせて
ふねは旅立つ
君がつくった ふねだから
すべてをかけて まもるのさ
きみがつくった ふねだから
いのちをかけて まもるのさ
君の希望と 僕の希望をのせて
ふねは旅立つ

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